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山本 忠利; 大塚 芳郎; 武部 愼一; 大貫 敏彦; 小川 弘道; 古宮 友和; 原田 芳金; 和達 嘉樹
JAERI-M 85-217, 109 Pages, 1986/01
天然バリア中における放射性核種の挙動を調べるために、自然状態の土壌を用いて試験できる地中シミュレーション装置について、性能試験を行った。本装置は、通気層用装置、帯水層用装置、ウェザールーム空調装置、水流速測定装置、核種移動速度測定装置等から構成される。性能試験として、各装置の特性試験を実施し、さらに実際の試験と同一条件下で通気層用装置と帯水層用装置の総合試験を実施したところ、各試験において所定の性能がそれぞれ得られることを確認した。本報告は、地中シミュレーション装置の性能試験結果についてまとめたものであり、各性能試験ごとに、目的、方法および結果に区分して記述したものである。
武部 愼一; 山本 忠利
Radioisotopes, 35(2), p.70 - 76, 1986/00
通気砂層中におけるCo,SrおよびCsの放射性核種の挙動に及ぼすシルトと共存イオン(Ca,HCO)の影響について検討を行った。実験では、流出液と砂層の放射能濃度を測定し、各放射性核種の流出特性と移動特性を調べた。Coはシルトの含有量に対して複雑な挙動を示し、またCaに強く影響を受け、深部へ移動したが、HCOの影響を受けなかった。SrはシルトおよびCaの影響を強く受け、深部への移動が多く見られたが、HCOの存在下では、難溶性のSrCOを形成し、移動し難かった。Csはシルト,CaおよびHCOの影響をほとんど受けず、砂層表面に大部分吸着された。したがって、シルトおよび共存イオンは、放射性核種の通気砂層中での挙動を支配する、重要な一つの因子となることが明らかとなった。
山本 忠利; 武部 愼一; 和達 嘉樹
保健物理, 17, p.3 - 9, 1982/00
通気砂層中における放射線核種の挙動を明らかにするため、カラム法による流下実験により、Co,Sr,Csの流出状況および移動状況に及ぼす影響を担体濃度について検討した。流出液体中の放射能比(流出比)は担体濃度が低い場合(10mol/l以下)には、ほぼ一定の小さな値になり、濃度が高い場合(10mol/l以上)には、流出液量の増加とともに大きくなった。砂層内の放射能比(吸着比)は担体濃度が低いとき砂層深度とともに指数関数的に急激に減少したが、濃度が高くなると穏やかな減少を示した。さらに、種々の担体濃度における、砂層表面に対する砂層中の放射能比が10分の1にあたる砂層深度d1/10(移動指標深度)の実験値は、拡散方程式により計算した値と比較的よく一致した。従って、このd1/10はSrおよびCsの陽イオン核種の砂層中移動予測に適用できるものと考えられる。
青山 高士; 高畠 容子; 伊藤 あずさ; 上野 文義; 岡田 尚; 永石 隆二; 駒 義和
no journal, ,
Decommissioning Fukushima Daiichi Nuclear Power Station requires wide spectrum of R&D. Japan Atomic Energy Agency is contributing basic research besides supporting technology application, and recent results of basic research for the field of material and waste management is briefly reviewed.